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利大損小! 勝率6割!

IPO株、セカンダリーは

初日値付かず銘柄を狙え!

~過去17年余のIPO全銘柄を徹底検証~

 IPO(株式の新規公開)への投資が活況を呈しています。


 IPOを利用して個人投資家が利益を得る方法については、おそらくJACKさんがパイオニア、これに続くのが「イベント投資」の夕凪さんや、エンジュクの柳橋さんで、こうした先達の皆さまの手により、既に様々な手法が研究、紹介されています。


 管理人も、これら諸先輩が講師となったセミナーに参加して親しく教えを受けたり、参加できなかったセミナーについては録画された教材DVDを視聴したりして、勉強させていただきました。
 また、今日では、有名ブロガーの方々が立ち上げて運営されているIPO関連の情報サイトも多数あり、日々、参考にさせていただいています。


 その結果、おかげさまで、管理人もIPO投資でそれなりに成果を出せるようになってきましたが、最近痛感しているのは、プライマリーつまり上場前に証券会社にブックビル積んで抽選または裁量で配分を受けるのが、かなり難しくなっているということです。


 例えば、某ネット証券の場合、申し込み口数に比例して、つまり口座に入金してある買付資金量に比例して当選確率が高まるという仕組みになっているのですが、最近は、相当の金額を口座に積んでいても当選が難しくなっている実感があります。
 あるいは担当営業マンとの関係が良好な某大手証券でも、人気銘柄はまず獲れなくなっていて、たまに裁量配分がもらえると、本来なら大喜びすべきところですが、最近は「えっ? ひょっとして不人気銘柄で余ってたのかな? セカンダリーは手を出さない方がいいかも・・・」と警戒してしまう始末です。


 やはりIPOのウマ味がこれだけ知れ渡って、たくさんの個人投資家がプライマリー市場に参入してくると、以前なら効果的に配分を獲得できていた方法でも成功率が低下してくるのだろうと思います。
 いきおいセカンダリーつまり上場されて初値がついて以降の値動きの中で利益を狙う投資術の重要性が増してきます。


 セカンダリー投資術については、①「初値買いの〇%上げ売り抜け」、②「即金規制明け狙い買い」、③「公募価格割れ拾い」など、いくつかの定番ともいうべき手法が知られています。

 それぞれに、ナルホド!と感心させられる論拠があるわけですが、イザ実践してみようとすると、結構、裁量的または恣意的な判断が必要です。


 例えば、①は、初値で買った後、何%上に売り指し値を入れたらいいのか?
 1%上ならIPO銘柄特有の値動きの軽さの中でほぼ確実に利益とれるのでしょうが、利幅としてはちょっと物足りない、実際には初値からさらに高みを目指す銘柄が多いので、それを指をくわえて見ているのは、逸失利益ばかり増えていくようで精神衛生上もよくない。
 5%上で指しておいて利益とれるなら上出来だが、そこまで上がらない銘柄も少なくないだろうから、逆に値動き荒いIPO銘柄となれば、5%上に届かず下げに転じられたときの損失も怖い。
 となると、3%上ぐらいを指して売り注文出しておくのが穏当なのか? 


 あるいは、②であれば、初値からどれぐらい下げてきたところを買っておけばいいのか?
 かなり下で指しておいた場合は約定せず、つまりエントリーできずに終わる可能性も高くなるが、さほど下がってないところで無理に買ってしまうと、翌日にかけてまだ下がるリスクも大きくなりそう。
 そもそも初値つけた後、下がらない場合は、買わない方がいいのか?
 前場で初値がついて、後場で下がってきて、午後2時半ぐらいに首尾よくその日の安値圏で買えたとして、即金規制が解除された翌日、寄付前気配値がセオリーどおり高くなっていたら、寄付で売ってしまった方がいいのか、それとも大引けまたはさらに次の日ぐらいまで引っ張った方がいいのか、若しくは買い値の何%か上で指値売り注文を出しておくのがいいのか?

 挙げていけばキリがありません。

 
 このあたりの判断は、夕凪さんや柳橋さんのような百戦錬磨のベテランともなれば、その場その時の状況を踏まえ、いろいろな要素(例えば、ベンチャーキャピタルのロックアップ、同日上場や直近上場のIPO銘柄の値動き)も勘案して臨機応変に対応し、的確な投資行動をとることができるのでしょうが、管理人のような後発トレーダーは、まだまだ自分の判断に自信が持てません。


 こういう時に参考になるのは、過去データを使ってのバックテストというシステムトレード的なアプローチなのですが、実は、IPO投資の指南本やインターネット上を探してみても、その種のコンテンツは、あまり見かけません。

 あるのは、「IPOのセカンダリーは、こういう方法で投資するのがいいですよ、例えばホラ、〇〇年〇月に上場された△△という銘柄は、こういう値動きをしたので、ワタシはこのタイミングで買って、このタイミングで売り、××万円の利益をとりました」という成功エピソードばかり、という感じで、心理学で言う典型的なサバイバル・バイアス(生存バイアス又は生存者バイアス)の世界です。

 これは、おそらく、システムトレードとしてちゃんとやるには、過去データが少なすぎるというのが理由だろうと思います。

 というのも、IPOは、活発化している昨今でも年間80~90銘柄程度、日本株が低迷していたアベノミクス以前だと年間20~40銘柄という時期もありましたので、これだけのサンプル数ですと、過去データから読み取れるのは、あくまでも一定程度の規則性、法則性というレベルにとどまりそうです。

 加えて、IPOが多いジャスダック市場の場合、2004年12月までは6割ぐらいのIPOがダッチ方式で初値形成されていて4本値が一本値になっていたり、それ以外でも2008年3月まではマーケットメイク方式で取引される銘柄が混じっていたりで、通常のシステムトレード的な「初値から〇%上がったら売る」といった損益計算が本当に通用する銘柄は、実際にはさらに少ないと思われます。


 しかし、それでも、何もデータがない、何も分からないという状況で投資を続けるのは怖いですね。

 ある手法でIPO銘柄をトレードすると利益をあげやすい、と言われる場合、じゃぁ、その手法で過去10年間なり20年間なりのIPO銘柄すべてをトレードしていたとしたら、どうなっていたの?というのは、やはり誰もが知りたい、確かめたいところだろうと思います。


 そこで、管理人は今回、過去データを使って巷間いわれるセカンダリー投資術の有効性を徹底検証してみました。
 具体的には、2001年以降本年3月末までに新規公開された株式1,700近い銘柄の株価データ(4本値)を抽出し(ただし古い時期に札幌、福岡などの地方取引所に上場された銘柄でその後上場廃止になってしまったものなどはデータが入手できておらず含まれていない場合があります)、①初値買いの場合は何パーセント上で指値売り注文を出すのがいいのか、②即金規制明け狙い買いは初値から何パーセント下で指値買い注文を出すのがいいのか、③公募割れ拾いは公募価格から何パーセント下で指値買い注文を出すのがいいのか、などを調べてみました。
 また、それらの損益が、市場(一部、二部、マザーズ、ジャスダック等)や吸収金額によって、どれぐらい違うのか、違わないのかも、調べてみました。


 その結果、筆者の主観に基づく判断として最も有効性が高いと感じられた売買手法が、②を少し自己流にアレンジした今回公開の「IPO株、セカンダリーは初日値付かず銘柄を狙え」です。

 

 具体的には2001年初めから本年2018年の3月末までに新規公開された銘柄のうち、このうち上場初日に買い注文が殺到して値が付かず、初値形成が翌立会日またはそれ以降となったIPO株が約310銘柄あり、これを初値形成日に買う、という手法です。


 そして、上場初日に買い注文が殺到して商いが成立しなかった場合、翌立会日から取引所によっていわゆる即金規制が適用され、初値が形成されるまで規制が続きます。

 即金規制の内容については、ネット検索すれば分かりやすく説明しているコンテンツがいくらでもヒットしますので、ここでは説明しませんが、要するに、買い注文が出にくくなるように規制して、早く需給を均衡させて初値を形成させようという措置です。
 しかし、超人気銘柄ともなると、上場2日目に即金規制が適用されてもまだ値が付かず、初値形成が3日目(又はそれ以降)に持ち越される場合もあり、こうしたケースでは、即金規制が2日、3日と続くこともありますが、いずれにしても、一旦商いが成立し初値が形成されれば、その当日中は大引けまで即金規制が続くものの、翌立会日から規制が解除され通常取引に戻ります。

 このタイミングを俗に「即金規制明け」といい、この時に規制が解除されて買い注文が出やすくなり、株価が値上がりするだろうと期待されるため、それを狙って、即金規制がかかっている初値形成日のうちに買っておこう、というのが②の「即金規制明け狙い」という手法です。


 ただし、既にお気づきかと思いますが、管理人は、今回、あえて「即金規制明け(狙い)」とは言わずに、「初日値付かず銘柄(を狙え)」という言い方を使っています。

 これは、別に、即金規制明け狙いという手法を少し自己流にアレンジしてバックテストしたのでオリジナル性を強調したい、とかいう意味ではなく、単にIPOを2001年までさかのぼった場合、検証期間の最初から、初日値付かず銘柄に即金規制が適用される制度になっていたのかどうか判然としない、というだけの理由によるものです。

 実際、今回の検証を行うにあたって、IPOのいわゆる即金規制がいつから行われるようになったのかJPX(日本取引所)に問い合わせたのですが、「現在のシステム(ヘッドアロー)が導入された2010年に既に即金規制が導入されていたのは確かだが、それ以前のことについては答えられない」という回答でした。
 このため、今回はいわゆる即金規制明け狙いの手法を操作主義的に言い換えて「初日値付かず銘柄を狙え」というタイトルにし、2001年以降のIPOで初日に値がつかなかった銘柄を翌立会日以降の初値形成日に買う、というトレードを続けていたら損益がどうなっていったのか、検証してみたものです。

 ですから、2009年以前のIPOについては、即金規制明け狙いが功を奏しているように見えても、それが本当に即金規制の解除に関連した値上がり益なのかどうかまでは分かりません。

 また、先に触れましたジャスダック銘柄のダッチ方式やマーケットメイク方式についても、特段の区別や考慮をせず、現存する4本値データを機械的に操作・演算して検証しています。

 全体として、即金規制があろうがなかろうが、ともかく上場初日に値が付かなかった人気銘柄だけあって2日目(またはそれ以降)の初値形成日に買ってもまだ値上がり益が享受しやすいよ、という文脈でご理解願います。


 具体的な売買のタイミングについては、本編での公開となりますが、前述のとおりシステムトレード的なバックテストが可能なタイミングでの売買という話ですので、裁量的・恣意的な判断が入り込む余地のない、初心者の方がやっても同じ売買ができる手法となります。


 よく言われる即金規制明け狙いの買いタイミングとしては、即金規制がかかるということはそれだけ人気化している銘柄ということなので、初値は高い水準で株価が決定されるが、何としてもその株が欲しいという投資家による買いが一巡した後は、規制の影響で買い方の資金流入が続かなくなる一方、公募株の配分を受けた投資家のうち短期筋の利益確定売りも出始めるので、株価は下げに転じる場合が多く、しかし大引けが近づいてくると、翌立会日は即金規制明けで買い資金の流入が増えるという期待から今のうちに買っておこうという投資家が買いを入れてくるので再び値上がりしやすく、したがって、前場で初値がついて、後場にかけて値下がりして初値を割り込んでいれば午後2時から2時半ぐらいのタイミングで買っておけ、というような話になります。

 しかし、この手法をバックテストにかけようとすると、通常の日足の4本値データだけは足りず、場足、時間足、分足データが必要となってきます。
 さすがにそこまでは手が回りませんので、日足4本値でバックテストできる範囲のルールを近似的に構築しようとすると、「始値(つまり上場初値)から〇%安くなったら買う」というルールを設定し、バックテストは「当日安値が始値より〇%以上安い」という条件が満たされる時に、その〇%安という水準で買えたものとして損益を計算する、という方法が考えらるでしょう。
 あとは、単純に始値(初値)で買う、または終値(大引け)で買う、というルールも設定可能です。
 売るタイミングについても同様に、初値形成日の終値で売る、またはn日後(立会日ベース)の始値か終値で売る、あるいは初値なり買い値なりから〇%上がったら売るがn日以内に約定しなかった場合はn日目の終値なりその翌立会日の始値なりで売る、というルールが設定可能です。

 

 以上のような条件の順列組み合わせを網羅する形でバックテスト(nの値については任意の自然数をとれますが、上場直後のIPO銘柄特有の値動きを捉える投資法という趣旨ですので、カレンダーベースで1週間まで、立会日ベースではn≦5としました)を行い、その結果の中で、最終損益のプラス幅が大きく、成績の伸び方も安定的と管理人が判断した売買ルールが、今回、本編で公開する、即金規制明け狙いを少し自己流にアレンジしたルールとなります。
 同ルールに基づいて売買した場合の計算上の履歴と、累積損益曲線は、次のとおりです(本編では、買付値、売却日、売却値も公開しています。なお、売買手数料は考慮していません)。
 

  当然のことながら、銘柄によって株価水準はバラバラですので、どの銘柄も同じ金額分だけ買ったものと仮定し、損益は購入金額に対する割合(パーセント)で算出しております。

 その結果、17年余りの間に初日値付かずだったIPO約310銘柄を初値形成日に同じ金額分、買い続けたとすると、合計で1,900%以上の利益になっており、単純に単利計算すると年平均利回りは111%出ています(ただし、手数料及び税は考慮していません)。

 つまり、1銘柄100万円分ずつ買っていた場合、1,900万円以上の利益が得られていた、ということになります。PF値は 2.28 で、累計損益曲線(いわゆる資産カーブ)も、まぁまぁ安定した右上がりを描いているのが見てとれるかと思います。

 そして、1勝ち取引あたりの平均利益率が17.9%、1負け取引あたりの平均損失率が-12.4%となっていますので、利大損小を体現した手法になっています。利大損小でありながら勝率が60%とれていますので、PF値も 2 を超えて.2.2 台を出すことができています。


 なお、値動きの荒いIPO銘柄ですので、ストップ高・ストップ安も当然、考慮に入れてバックテストを行っております。つまり、機械的に始値・終値で計算するのではなく、4本値がついていても実際にはストップ高に張り付いたまま買えていないと思われるケース、ストップ安に張り付いたまま売れていないと思われるケースは、翌立会日の始値での取引になるものと仮定して算出しております(翌立会日もストップ高・ストップ安に張り付いたままであれば順延となります)。

 これにより、よくある失敗パターン、すなわち人気銘柄をせっかく買ったが、その後ズルズルと値下がりし、引け前には投げの売りも加わって急落、ストップ安に張り付いたまま終わって売れず、翌立会日も取引開始から売り気配で始まり、かなり気配値を切り下げたところでようやく寄って売れ、大損、というケースも織り込んだ上での損益計算となっています。

 実際には、引け成りの売り注文を出していたのにストップ安のまま終わって売れなかった、という場合でも比例配分で注文が拾われて約定してくれ、損失が拡大せずに済む場合もありますが、これは考慮に入れる方法がないので、比例配分による約定はないものとして計算しています。


 以上が「IPO、セカンダリは初日値付かず銘柄を狙え ~過去17年余のIPO全銘柄を徹底検証~」の概要説明です。

 本編は、PDF11ページ、

構成は、

 1.売買ルール

  (1)買い付け

  (2)売却 
 2.バックテスト結果
 3.コメント

 4.メールサポートについて

となっております。

 価格は税込み38,800円

です。ご関心の向きは、右の

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     武藤 洋一

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★ お支払い方法

    クレジットカード(分割払い不可)、

    銀行振込・郵便振替、コンビニ決済、

    BitCash、ちょコムeマネー

 

★ 販売価格(税込み)

   38,800円

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